もうすぐ十五夜!ムーン&ハーブティーで心も体も健康になろう!
こんにちは!irodori編集部員、文学青年気取り担当のツッチーニです。
季節がめぐるのは早いもので、もうすぐ秋がやってくる。
秋といえば、月が一番キレイに見える季節と言われており、なかでも「十五夜」の日は特にキレイに見えるのだそうだ。
十五夜は“中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)”とも呼ばれ、秋の真ん中に出る月という意味がある。
現在の暦では「9月7日から10月8日の間で満月が出る日」を十五夜としており、2020年の十五夜は10月1日である。
今回は月にまつわるエピソードをいくつか挙げた後、お月見のお供に是非飲んでいただきたい「月の満ち欠けに合わせて飲めるハーブティー」について紹介させていただく。
1.和歌にも頻繁(ひんぱん)に登場する「月」
奈良時代や平安時代といった昔から日本人は月に対して興味を持っていたようで、月を題材にした和歌や書物などは非常に多い。
たとえば、百人一首にも採用されている紫式部の歌
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな
などは大変有名である。
(現代語訳:せっかく久々に逢えたのに、それがあなただと分からないうちに帰ってしまわれた。まるで、すぐに雲間に隠れてしまう夜半の月にように。)
月を見ながらその姿を人間と重ね合わせて和歌を詠むことがその時代のトレンドだったのかもしれない。
(ちなみに百人一首では11の歌に「月」が登場している。)
2.「月がきれいですね」は「I love you」?
月が登場する逸話のひとつに、明治時代の文豪・夏目漱石が英語教師をしていた頃、生徒の一人が「I love you」の一文を「我君を愛す」と訳した際に、「日本人はそんな物言いはしない、“月がきれいですね”とでもしておきなさい」、と言ったという話がある。
有名な逸話なので、耳にしたことがある方も多いはずだ。
実際には漱石がそのようなことを言ったという記録は残されていないため、きわめて信憑性(しんぴょうせい)の低い逸話だそうだが、日本人の奥ゆかしさを見事に表現したロマンチックな話だ。真実であってほしい。
【注意】月も出ていないような真っ昼間から気になる女性に「月がきれいですね」と言ったところで、気味悪がって去られてしまうのがオチなので男性諸君は十分注意されたし。
3.月とハーブティー
月の満ち欠けに関しては、人間の心と体に密接な関わりがあることが古来から医学的に注目されていたという。
(詳細を語ろうとするととても時間がかかりそうなので今回は省略!)
ここからは、そんな月の満ち欠けに合わせて楽しめるハーブティーのシリーズがあるので紹介させていただきたい。
お月見をしながら味わってみてはいかがだろうか。
(1)ムーン&ハーブテイー 新月
新月の時期は気持ちを切り替えたり、何か新しいことをスタートさせるのに適した時期である。
そんな時期にはミントやレモングラスなどの香りと味で、スッキリとした気分になれるハーブティーがぴったり。
本当に心身ともにリフレッシュされていくような爽やかな感覚だった(私の個人的な感想である)。
(2)ムーン&ハーブティー 上弦の月
上弦の月の時期はパワーがみなぎって貯まっていき、摂った栄養が吸収されやすい時期でもある。
そんな時期には美容に効果的なハイビスカスやローズヒップなどがブレンドされたハーブティーがおすすめだ。
口当たりが良くさっぱりとした味で思わず何杯でも飲んでしまいたくなる一品である(これも私の個人的な感想だ)。
(3)ムーン&ハーブティー 満月
フルパワーの満月。この時期は陰と陽の力が頂点に達し、動植物にエネルギーを与えてくれる一方で負の感情も強くなってしまう時期。
カモミールやリンデンのリラックス効果のあるハーブをブレンドしたハーブティーを飲んで心身をリラックスさせるのが良いだろう。
夜寝る前に飲むとぐっすりと眠れるのでおすすめである(何度も言うが私の個人的な感想である)。
(4)ムーン&ハーブティー 下弦の月
パワーを放出する下弦の月の時期は余分なものを手放していくのに最適。
心身に溜まってしまったものもしっかりデトックス。ジンジャーやジュニパーなどがブレンドされたハーブティーをどうぞ。
身体が温かくなるような体感があり気持ちがすっきりする(念には念を入れるが、私の個人的な感想である)。
4.まとめ
以上、今回は「月」をテーマに色々と紹介させていただいた。
月に関しては面白い話がいくつもあるので、実はまだまだ書き足りない心情だ。
また何かの機会に紹介させていただければ幸いである。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。