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もうすぐ「こどもの日」!端午の節句にまつわる豆知識

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こんにちは、irodori編集部員のツッチーニです(*‘ω‘ *)

4月に入り新生活を迎える方も多いこの季節。
冬の寒さを通り越し、暖かい空気に包まれてきた今日この頃。
とはいえ、この過ごしやすい気候もあっという間に過ぎ去り、ゴールデンウィークの時期には初夏の陽気が訪れて暑い季節に移行していくのだろう…。
うーむ、季節の移り変わりが年々早くなっていってる気がするなぁ。

さて今回は、そんなゴールデンウィークを構成する祝日の一つ、「こどもの日」に注目し掘り下げてみたいと思う。
最後まで読んでいただけるとありがたい。

端午の節句とは?


「こどもの日」は日本における国民の祝日の一つで、端午の節句である5月5日に制定されている。
端午とは、本来は月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味なのだが、「午(ご)」と「五」の音が同じなので、5日を指すようになったとのこと。

・・・って、ダジャレかいっ!!

今でこそ男の子の節句として定着しているが、元々は女性が身を清める行事だったのだそう。
女性たちは邪気を払うとされてきた菖蒲(しょうぶ)を湯に入れたり、軒先に吊るしたりして穢(けが)れを祓い、田植えに備えたのだそうだ。
男の子の行事になったのは、武家社会になり世継ぎの男子の健康・成長を祝うようになってからのこと。
菖蒲と尚武(武事・軍事を尊ぶこと)の音が一緒であることがキッカケになったそうだ。

・・・またダジャレかいっ!!!!

ちなみに、菖蒲の花言葉は「あなたを信じます」「優しい心」「忍耐」「諦め」だそうだ。

鯉のぼりに関する雑学

さて、ここからは「こどもの日」と聞いて真っ先に思い浮かぶもの第一位(ツッチーニ調べ)の鯉のぼりについて見ていきたいと思う。



屋根より高い〜♪でお馴染みの鯉のぼり。
なぜ鯉なのか気になったことはないだろうか。アジやイワシじゃ駄目なの??
・・・そんな素朴な疑問を解消すべくルーツをたどってみると、意外なことに中国のとある伝説にたどり着いた。

その伝説とは。
中国の黄河上流に激流が連なった竜門と呼ばれる難所の滝があり、そこを登り切った鯉は竜になれるという登竜門伝説である。

「登竜門」という言葉自体は今でもよく耳にする言葉だで、立身出世や成功のための関門という意味で使われている。

つまり、鯉のぼりはこの登竜門伝説にあやかり男の子が様々な困難に打ち勝って大成して欲しいという願いが込められて飾られているのである。

また、鯉のぼりには天の神様に来てもらうための目印という役割と、我が家に後継ぎとして男の子が生まれましたという地域社会へのお披露目の意味もあるのだという。

ここまで説明したうえで、上部の写真をご覧いただこう。

鯉のぼりの先端に車輪が付いているのがおわかりいただけるであろう。
これは「矢車(やぐるま)」といわれ、風が吹くとカラカラと音が鳴るようになっており、魔除けの役割があるという。
そして、その矢車のさらに上に「天球(てんきゅう)」と呼ばれる回転球が付いており、これが神様を招くための目印になるのだそうだ。

吹流しは五色になっているのが主流だそうだが、それは中国の陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)からきており、木・火・土・金・水の五行を表しているのだという。
さらには、他にも二本の線が引いてあるものもあったりして、それは「子孫繁栄」を願って作られたのだそうだ。
どうやら吹流しにはとても縁起のいい意味が込められているようだ。他にも種類があるようなので気になった方は調べてみると面白そうだ。

鯉のぼりにこんなにも沢山の意味があるとは予想外だったが、そこには子どもに対する親の願いや期待が込められているからこそなのかもしれない。

五月人形に関する雑学

鯉のぼりと並んでもう一つこどもの日に飾られる代表的なものが五月人形である。
こどもの日が近づいてくるとテレビのコマーシャルで見かける頻度が増える、それが五月人形だ。



五月人形は男の子の成長を祝って飾る人形。
兜や鎧は戦のときに防具として身を守るという役目があることから、「我が子を守ってくれるように」との願いが込められているのである。

起源は江戸時代、将軍家に男の子が生まれると兜や鎧を城内に盛大に飾ってお祝いしていた。
それを庶民が真似して大きな兜を紙で作って飾ったのが始まりと言われている。
徐々に大きさは小さくなり現在の形に近い飾り物になったのだそうだ。

ところで、一口に五月人形と言っても、実はいろいろと種類があるのをご存知だろうか。

1.兜飾り
兜を中心にした飾りで、両側に豪勢な弓矢や太刀が添えられたものが多い。

2.若大将飾り
若大将飾りは顔が付いており子どもにも親しみやすいのが特徴。兜飾り同様、両側には弓矢や太刀が並ぶのが一般的。

3.武者人形
人の形をしていて、金太郎や桃太郎、歴史上の人物などの種類がある。

ざっと挙げると以上のように分類できる。
実際にお店に行ってじっくりと見比べてみるのも面白そうだ。

さいごに

いかがだっただろうか。
今回は「こどもの日」にまつわる豆知識を紹介してきたが、色々と調べていくとそれぞれにちゃんとした意味があって面白かった。

最後に、国民の祝日に関する法律で「こどもの日」がどのように制定されているかを紹介して締めくくりたい。
下記のように書かれている。

「こどもの日は、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

そう、こどもの日は、母に感謝する日でもあったのである。
「こどもの日」が制定された昭和23年当時は、まだまだ出産は命がけの大事業だった。
子供の成長を祝うことがすなわち、自分の命を賭して産んでくれた母親にも感謝する、ということにもつながってこのような文言になったのだろう。

5月は母の日が別であるが、こどもの日にも是非ご両親への感謝を伝えてみてはいかがだろうか(何度感謝してもいいのだ)。

今回は以上!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Written by ツッチーニ

東京都出身。30代。
朗らかな性格。好奇心旺盛で多方面に興味が向く。運動は苦手。
趣味は読書(好きな作家は太宰治、芥川龍之介など)、音楽鑑賞(好きな音楽のジャンルはクラシック、オペラ)。
座右の銘は「艱難汝を玉にす」