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イースターって何のイベント?知っておくと楽しい豆知識!

こんにちは。irodori編集部員のツッチーニです(*´∀`*)

みなさん、イースターというイベントをご存知だろうか。
日本では少しづつ認知度が上がっているとはいえ、まだまだ馴染みが薄いイベントだ。
一方で海外ではクリスマスやハロウィンと並ぶ、いやもしかしたらそれ以上に重要視されているイベント、それが「イースター」なのである。

今回は、イースターとは一体何なのか、どんなイベントなのか?
そんな謎に迫っていきたいと思う。
最後まで読んでいただけると幸甚である。

イエス・キリストの復活を祝うイベント、それがイースター!

イースターは日本語訳では「復活祭」と呼ばれており、キリスト教のイベントの一つである。
キリスト教のイベントと聞くと日本ではどうしてもクリスマスを思い浮かべてしまうが、キリスト教圏の国ではイースターの方がクリスマスよりも重要な意味を持っているのだそうだ。

復活祭とは何か。
弟子のユダの裏切りによりキリストが十字架にかけられて処刑されたというのは、よく知られている話だ。
しかし、実はその3日後にキリストは自身の予言どおり復活を果たすという奇跡を起こす。
その奇跡の復活を祝って行われるようになったお祭りがこのイースターなのである。

まず、イースターの時期を確認しておこう。
イースターの日にちは具体的に決まった日付ではない。
キリストが復活したのが日曜日だったことから「春分の日のあとの最初の満月の日の次の日曜日」と定義されているそうだ。

春分の日のあとの最初の満月の日の次の日曜日!?

いや、ちょっと待ってくれ。まどろっこし過ぎやしないか?
春分の日⇒満月の日⇒日曜日
…って二段階にステップ踏んでるし。

まぁ、そう決まっているのであれば今さら言及しても仕方ないか…。

ちなみに2021年のイースターは、まず春分の日が3月20日で、その次の満月の日は3月29日。そこから次の日曜日なので、4月4日である。

ほら、やっぱりちょっと確認するのに手間取る(;´Д`)

イースターのシンボルは「卵」と「うさぎ」

イースターの時期にカラフルに色付けされた卵やうさぎのモチーフを見かけたりしたことはないだろうか。
これらはイースターのシンボルであり、それぞれにちゃんと意味があるのだ。
ここからはそんなイースターのシンボルについて見ていくとしよう。

(1)イースターエッグ

イースターの時期によく見かけるカラフルに色付けされた卵は「イースターエッグ」とよばれ、生命の誕生や復活の象徴となっている。
さらには、カラフルな卵のそれぞれの色にも意味があるらしい。少しだけ紹介すると、

赤:太陽、情熱、幸福
オレンジ:強さ、力
黄色:知恵、ひらめき
緑:希望、豊穣、子孫繁栄
青:空、健康
紫:信頼、忍耐
白:清浄、誕生、復活

などなど。
また、絵柄や模様にもそれぞれ意味があるらしい。興味のある方は調べてみてはいかがだろうか。

(2)イースターバニー

1度にたくさんの子どもを産むうさぎは繁栄や豊穣(ほうじょう)を象徴するとされ、その縁起の良さからイースターに登場してシンボルとして定着したとされている。
このうさぎは「イースターバニー」と呼ばれ、イースターエッグを運んでくるのがイースターバニーだといわれている。

イースターエッグを作ってみよう!


イースターエッグは実は自分でも簡単に作れる。
自分好みの柄のイースターエッグを作ってみたり、お子さんと一緒に楽しく色付けをしてみるのはいかがだろうか。
ここではイースターエッグに適したゆで卵の作り方を紹介する。

1.卵を覆うくらいに水を入れた鍋の中に生卵を入れ、火にかける。
2.沸騰したら、火を止めて蓋をしたまま12~13分放置。その後はよく冷ます。殻にひびが入らないように固ゆでにすることがポイント。
3.耐熱性の容器に好きな色の食紅20滴ほどと熱湯240ml、酢小さじ1を入れて混ぜ、卵を漬ける。長く漬けるほど色が濃くなるのでお好みで。
4.色づいた卵に、サインペンやシールなどでデコレーションすれば完成。

簡単でしょ?(・∀・)

さいごに

さて、ここまでイースターとはどんなイベントなのかを探ってきたがいかがだっただろうか。
キリスト教圏のお祭りではあるものの、クリスチャンでなくてもイースターエッグを作ったりイースターバニーを飾るなどしてイースターの雰囲気を楽しむことはできるのではないだろうか。
コロナ禍により在宅時間も増えている昨今、ご自宅で楽しめる工夫をしながら春の訪れを味わっていただきたい。

最後に、少し蛇足的になってしまうがイースターの時期に聴いていただきたい音楽をご紹介しよう。
イースターの日にシチリア島の小さな村で起きる事の顛末(てんまつ)が描かれているオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ作曲)。
オペラは聴いたことないという方でも話の筋はわかりやすいし、音楽も素敵なものばかりなので親しみやすい作品だ(時間もオペラにしては短い1時間程度)。
復活祭のシーンの合唱曲は特に美しく聴きごたえがあるのでオススメである。

これ以上は話が長くなりそうなのでまたの機会に!ではまた!

最後まで読んでいただきありがとうございました。