【間食の質を上げる】プルーンがいい理由を3分でわかる
こんにちは、irodori編集部の小林ええねんです。
管理栄養士の知識と経験を生かし、ライターとして活動しています。
さて、みなさんは間食やおやつを食べる機会があると思いますが、
「間食の質」を意識したことはありますか?
間食の質とは、不足しがちな栄養素を間食で補うことです。
わたしは甘いものが大好きで、おやつの時間は一日の楽しみの一つです。
以前は、食事には気を使っていても間食については、太るからと我慢するか、好き勝手に食べてしまうかのどちらかを繰り返していました。
我慢するのも、好き勝手に食べてしまうのも体に良くないと思い、いまは間食の質を考えて楽しくおやつタイムを過ごしています。
おそらく、この記事を見ている方は体に気を使いたい、健康に過ごしたいと思っているのではないでしょうか。
今回は、健康的なおすすめのおやつ「プルーン」についてお話していきますね。
水溶性食物繊維がレタスの9倍!
プルーンには便秘解消に良い食物繊維が豊富です。
食物繊維には「水溶性」「不溶性」があり、プルーンにはこの二つが豊富に含まれています。
「水溶性食物繊維」は海藻やこんにゃく、大麦などに多く含まれており、水に溶けて便を柔らかくしてくれる働きがあります。
「不溶性食物繊維」は、穀物や豆類・きのこ・芋類・野菜・果物などに多く含まれており、腸を刺激し、排便の量を増加させる働きがあります。
100g換算でプルーンとレタスと比較してみると・・・
〈プルーン〉
水溶性食物繊維 0.9 g
不溶性食物繊維 1 g
〈レタス〉
水溶性食物繊維 0.1 g
不溶性食物繊維 1 g
なんとレタスの9倍も食物繊維が含まれています。
日本人が1日に目標とする食物繊維の量は、成人だと女性18g以上、男性は21g以上です。
参考文献:日本人の食事摂取基準2020版
食物繊維が不足している際にプルーンなどの間食で、気軽に補えるのは嬉しいですよね。
ただ注意していただきたいのは、あくまで100g換算の数値なので、それだけプルーンを食べるのは、カロリーオーバーになりやすいです。
他の食材とも組み合わせてお通じスッキリな毎日を目指しましょう!
カリウムが豊富でむくみ対策
カリウムには、体の余分な水分を排出する効果があり、むくみ予防に効果的です。
むくみの原因は、「座りっぱなし」「運動不足」「塩分の取り過ぎ」などが挙げられます。
長時間の座り仕事や移動、飲み会で塩辛いおつまみを食べた時などが当てはまりますね。
むくみが気になる際は、カリウムの多いプルーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※ひどいむくみは、病気の可能性もあるので気になる方は病院で医師の指示を受けましょう。
低GIで血糖値の上昇が緩やか
間食に質を上げるために「GI値」にも気を付けましょう。
GIとはグリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値の上昇スピードを計った数値です。
血糖が急激に上昇すると肥満や空腹を感じやすくなります。
チョコレートやクッキーなどおやつに食べる食品は、GI値が高いのでフルーツやナッツなどのGI値が低いものに変えてみるのもいいですね。
常備させておくべき!少量から試してみよう
間食の質を上げるためにおすすめなプルーンについてお話しましたが、いかがでしょうか。
プルーンは保存しやすく、すぐに手に入るので、まずは少量から試してみるのもいいですね。
みなさんも自分に合ったものを見つけて、健康的なおやつタイムを楽しみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。