お子さんに「読み聞かせ」をしてみよう!メリット3選
こんにちは。irodori編集部ツッチーニです(*´∀`*)
秋の夜長には読書がはかどる。今回は、読書に関する記事だ。
読書は読書でも子どもへの読み聞かせについて書こうと思う。
というのも、いつもこのブログを見てくださっている30代女性(美香さん:仮名)から
『子どもへの読み聞かせのメリット』
について紹介して欲しいというリクエストをいただいたのである。
美香さんのお子さん(3歳)は最近やたらと絵本を読んでほしいと催促してくるとのこと。
読み聞かせをすることでお子さんとのコミュニケーションが増えたりといったメリットを感じているだそうだ。
実際、近年の心理学的研究では幼少期からの「読み聞かせ」が子どもの成長に大きな良い影響を与えるということがわかってきている。
3歳までに読み聞かせを行った子どもは学校の成績や就職状況などが良い傾向にあるのだという。
この記事を読んだ後はお子さんに絵本の読み聞かせをしたくなること請け合いである(自分でハードルを上げてしまった)。
【メリット1】理解力や想像力、語彙(ごい)力などが育つ!
子どもはお話を聞いているうちに物語の世界に入り込み、様々な感情・考え・行動を体験することになる。
*喜ぶ
*悲しむ
*楽しむ
*笑う
*泣く
*おどろく
*怖がる
などの登場人物の気持ちを追体験したり、物語を深く読み解こうとすることで他人の気持ちや感情を理解する力やイメージする力が育っていくのだ。
また、子どもは面白いフレーズを聞くとそれを声に出してみたり、絵本の内容を自分なりに言葉で伝えようとし始める。
絵本の読み聞かせは子どもの語彙(ごい)力や表現力が磨かれていくのである。
【メリット2】総合読解力がつき成績アップにつながる!
小学校入学以前に家庭で絵本の読み聞かせをしてもらった経験がある子どもは、読んでもらわなかった子どもよりも、小学2年生時に読書に対する興味は約30ポイント、学校の授業の楽しさは20ポイント高かったという調査結果がある(「子ども読書活動推進に関する評価・分析事業報告」平成22年 財団法人文字・活字文化推進機構)。
また、「平成22年度全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、読書の好きな子どもの方が小学校でも中学校でも国語と算数・数学のテストの平均正答率が高いことがわかったとのことだ。
つまり、上記2つの調査をふまえると、幼少の頃に読み聞かせをすることが成績アップにつながるという論法が成り立つのだがいかがだろうか。
国語の成績ならまだわかるが、算数・数学まで成績アップするとは読み聞かせ恐るべし…
おそらく問題文を理解し何を問われているのかを判断する読解力が育っているのだろう。
【メリット3】親子のコミュニケーションで愛情が深まる!
今回紹介する読み聞かせのメリットの中で、個人的に特に大事だと思っているのがこの項目だ。
近年では共働きの家庭も増えて、子どもとのコミュニケーションがどうしても不足がちだ。
愛情不足で育った子どもは自己肯定感が低く、コミュニケーション能力の欠如など将来に影響を及ぼすと言われている。
そんな共働き家庭でも子どもとのコミュニケーションを継続していくことができるのが読み聞かせだ。
読み聞かせは話す親、聞く子どもという関係が必然的に成立する。
子どもにとってお父さんやお母さんに絵本を読んでもらえる時間は幸せなひととき。
絵本を通して親子の会話も生まれ、愛情が深まっていくのである。
まとめ
今回は読み聞かせのメリットを3つ紹介させていただいたがいかがだっただろうか。
【メリット1】理解力や想像力、語彙(ごい)力などが育つ!
【メリット2】総合読解力がつき成績アップにつながる!
【メリット3】親子のコミュニケーションで愛情が深まる!
我が子には真っ直ぐスクスクと育って欲しいと思うのが親心というものだ。
ぜひ育児の中に読み聞かせの習慣を取り入れていただくことをオススメしたい。
以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。感謝。