今年もやってきた紫外線の季節!!UVケアって本当に必要?

年々増えている紫外線から自分の肌を守ろう

6月になったばかりでまだ梅雨も来ていないというのに、東京ではすでに最高気温が30度に近づいているこの頃。いかがお過ごしでしょうか。

コロナ渦で慌ただしく時間が過ぎていくなか、今年もこの季節がやって来ました。

そう!紫外線の季節!

この時期から特に力を入れてUV(紫外線)ケアをしていただきたい。
今回はそもそもUVケアがどうして必要なのか、紫外線の実情からお話します。

①国も警戒している。母子手帳から「日光浴」が消えた


さて、早速ですが、あなたは母子手帳を持っていますか?

実は母子手帳には、生後間もない子供には「外気浴」させるように!という外気浴を推奨している文があるのですが、ご存じでしょうか。

もしかしたら覚えている方も居るかもしれません。また、母子手帳を読んでいなくても医師や看護師さんからアドバイスを受けたかたも居ると思います。

この母子手帳に1998年発行のものまでは「日光浴」が推奨されていたのですが、1998年以降「日光浴」という内容は手帳から削除され、「外気浴」が推奨されるようになりました。

この「外気浴」と「日光浴」はなにが違うかというと「日光に当たるかどうか」が違います。
日光浴は皆さんがイメージしているその名の通り、日の光を浴するという事ですが、外気浴というのはこれも名前通りで外の空気に触れるということです。
外気浴では日に当たるかどうかはどちらでも良いということになりますね。

さて、人のからだは日光を浴びることで必要なビタミンDを体内で生成することが出来ます。日光浴は健康を維持するために必要と言われているのに、なぜ日光浴は推奨されなくなったのでしょうか?

答えは単純に紫外線の量が増加しているからです。

よくニュースとかでやってますよね。オゾン層がうんたらで強い日差しに気をつけてくださいというアレです。
日光浴はほどほどにすれば身体を健康にしてくれます。しかし、日光からの紫外線の照射量が増えると人体に害が出る可能性が高くなってくる。だから表記が変更となり推奨されなくなったのだろうと推測できます。

②20年で紫外線の量は1.23倍!

では、実際に紫外線は年々増加しているのでしょうか?

これに関しては国が調査した内容を発表しています。
やや古いものなのですが環境省が出している報告書によると

「国内 4 地点 (札幌・つくば・鹿児島・那覇の観測値で)地表に到達する紫外線量は、1990 年代初めから増加傾向にあることがわかる」(カッコ内筆者注)と日本では年々紫外線量が増えていることを言っています。
例えば関東圏内にあるつくばでは1998年に平均紅斑紫外線量というものが1.67kJ/㎡だったものが、2018年には2.05kJ/㎡にまで増加しています。約1.23倍ですね。
この数値は肌が赤くなる(紅斑)するほどの紫外線の量という意味です。統計的に年々紫外線の量が増えてきていることがわかります。

そして・・・

紫外線の量が増えてきているということは・・・・・・・・・
私たちの肌を守るためのUVケアの必要性も年々高まっているのです!!
分かっていただけたでしょうか?

私たちの肌は年々強くなる紫外線にさらされているのです。このことを知らずに、今まで通りなんとなくUVケアをしていたら肌は紫外線のダメージに耐えられなくなるかもしれません。
そうなる前にUVカットも出来て肌にも優しい、UVケア商品をちゃんと選んでいきましょう!!
今回はここまで、お勧めのUVケア商品の説明はまた次回にします。

ではまた。