在宅勤務の方にも!集中力を高めるアロマで仕事効率アップ

最近、多くの会社で在宅勤務が進んでいますね。

みなさんも、ご自身やご家族が在宅勤務になっている方も多いのではないでしょうか。

在宅勤務になって、通勤時間がなくなり時間に余裕をもてるようになった。満員電車を避けられ、ストレスがなくなったという声をよく聞きます。

一方で、ずっと家にこもっていて気持ちの切り替えが難しい、集中力の持続に工夫が必要!という方も多いようです。

そこで、在宅勤務で仕事効率をアップしたい方に、集中力を高めるアロマをご紹介します!!

人間の嗅覚はスゴイ!自律神経とアロマオイルの関係性


アロマとは植物から抽出した芳香物質のことです。

そして、アロマにはその香りによってさまざまな効果があります。

『アロマは、その種類によって交感神経系あるいは副交感神経系に作用します。
自律神経系は交感神経系と副交感神経系から成っています。交感神経系はストレスまたは緊張状態に備えるような働きをしていて、心拍数・呼吸数・血流量の増加、血圧の上昇、および消化運動の抑制などを引き起こします。
副交感神経系はリラックスした状態で働き、心拍数・呼吸数・血流量・血圧の低下を引き起こしたり、消化運動を活発にしたりします。
つまり、香りを嗅ぐことは中枢神経系を刺激あるいはリラックスさせる効果をもつわけです。』

東邦大学HPhttps://www.toho-u.ac.jp/sci/bio/column/035599.htmlより

このように、アロマの香りを嗅ぐことによって気持ちが高まったりリラックスしたりすることができるのです。

「家で仕事がはかどらないことがある!」という方もアロマを効果的に使うことで、集中力をアップさせたり、気持ちをリセットさせることができます。

仕事も家事もはかどる!集中力アップにおすすめのアロマ

それでは、集中力を高めるにはどのようなアロマが良いのでしょうか?
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今回は
・ローズマリー
・ベルガモット
・ペパーミント
の3種類をご紹介します。

ローズマリー

ローズマリーのアロマオイルは、「ベルベノン」「カンファー」「シネオール」の3種類があります。

それぞれ成分に特徴がありますが、共通して、脳の血流量を増加させ、集中力や記憶力を高めるはたらきが期待できます。
ローズマリーは肉や魚の臭みを消すハーブとして、料理にも使われています。

興味深い呼ばれ方として、ローズマリーは「若返りの水」とも呼ばれています。
70歳を超えるハンガリー王女エリザベートがローズマリーを漬けた水を試すと、外見が若々しくなり、隣国の王子にプロポーズされたという逸話があります。

料理や美容のために使われことが多いのも、ローズマリーの特徴です。

ベルガモット

「ベルガモット」と聞くとどんな植物が思い浮かぶでしょうか?

ベルガモットは柑橘系の植物のことです。
ベルガモットの実があるのですが、食用とされることはほとんどなく、香料素材として使用されています。
その生産量はイタリアが90%を占めています。

日本では、紅茶のアールグレイの香料としても有名です。
ベルガモットのアロマオイルを使用するときには、柑橘系のアロマオイルの特徴である直射日光に当たらないという点に注意です。

ベルガモットのアロマには「集中力低下を防ぐ」効果が期待できます。
忙しくて寝不足だけどがんばりたい、締め切りがある、まとめて作業したい、という時にはベルガモットを使用するのがオススメです。

ペパーミント

ペパーミントはヨーロッパに自生するすみれ色もしくは白色の植物です。
1700年後半頃にイギリスで人気が出て大量に栽培されるようになりました。

ペパーミントには、「記憶力、注意力を高める」といった覚醒作用があります。
注意力が必要な綿密な作業、重要な決定をするなどといった時には、ペパーミントのアロマを使ってみてください。

3ステップで簡単!集中力を高めるアロマの使い方


おうちで手軽にアロマオイルを活用するにはどんな方法があるでしょうか?

アロマディフューザーやアロマストーンを使うのももちろん良いですが、今回おすすめしたいのは「手浴」です。

やり方は次の3ステップです!

1 洗面器に熱めのお湯を注いでオイルを数滴たらす
2 両手首をお湯につけて温める
3 手のひらや指を揉み解す

この方法は、日本成人病予防協会https://www.japa.org/tips/kkj_1205/でも紹介されています。

水と洗面器とアロマオイルさえあれば手軽に楽しめるので、ぜひ試してみてください。

【まとめ】

今回は「在宅勤務の方にも!集中力を高めるアロマで仕事効率アップ」というテーマで書かせていただきました。

アロマオイルは、たくさんの種類のなかからお気に入りを探すのも楽しみ方のひとつです。
ぜひご自分に合ったアロマオイルを見つけてみてはいかがでしょうか?